症状見落としで、8つの気になる点。読売旅行が北海道ツアーでクラスター 新型コロナ12人感染
コロナクラスター発生
やってしまいましたな😢
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「読売旅行」は、10月中旬に実施した北海道ツアーの参加者と乗務員41人のうち、あわせて12人の感染が確認されたと発表した。
ツアー当日、陽性が判明した参加者1人が、健康チェックシートで体調不良を申告していたが、添乗員が見落としていたという。
- ↓ ちょっと古い記事
22日までに、同社が企画・募集した北海道ツアーで、参加した60~70代の男女3人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した
ツアーは今月中旬に3泊4日の日程で、乗務員3人を含む41人が参加。関西地方から空路で新千歳空港に到着した際、乗務員が参加者から回収した健康チェックシートに異常はないと判断して、札幌などの道内をバスで周遊した。
しかし、男性客の1人が帰宅後に症状を訴え、PCR検査を受けたところ、陽性が判明。保健所からの連絡でチェックシートを調べ直した結果、この男性客がせきや味覚障害などの症状を尋ねる項目に「はい」とチェックしていたのを見落としていたことが判明した。
せっかく健康チェックを行ってるのに、
見落としが起きるような状況はまずいやろ。
もちろん、
見落とした添乗員さんが悪いわけでもなく、
体調不良を自覚しつつも参加したお客さんが悪いわけでもない。
見落とせるシステムなのがやばいんやで😭
8つの気になる点
以下の部分が怪しい。
新しい記事では12人の感染が確認されてることを踏まえて、
ツアーは今月中旬に3泊4日の日程で、乗務員3人を含む41人が参加。
関西地方から空路で新千歳空港に到着した際、
乗務員が参加者から回収した健康チェックシートに異常はないと判断
しかし、男性客の1人が帰宅後に症状を訴え...(略)
ここから俺は、8つの疑問が浮かぶ。
- 関西地方に居た時点でチェックしなかったのか?
- チェックシートは紙に本人が手で記入する形式だったのか?
- 記入済みのシートは、乗務員が直接手で回収する形式だったのか?
- 回収したシートは、1シートあたり1人でのみの確認だったのか?
- シートの他に、随時、体調不良を乗務員に伝える手段はなかったのか?
- ツアーは3泊に及んだが、翌朝ごとに健康チェックはしなかったのか?
- ツアー終了時には再度、健康チェックをしなかったのか?
- 41人中12人の感染で抑えられたのには理由があるのか?
これらの疑問について、
やってなかったというていで考えると。
1~4の健康チェックシートについて
いまどきオンラインで、
そのうえ、記入済みシートはプログラムで選別しつつ、
念押しで、41人分ぐらい人の目でも見れるはずやで。
もちろん、やむを得ない人については、
従来どおりに紙で対応すればいいねん。
※やむを得ない人を参加者としていいのかはともかく。
妥協のラインとしてはそうする方がいいと思うね。
5~7の健康チェック頻度について
最初だけっていうのは少なすぎやな。
最初と最後に加えて、
24時間に一回チェックぐらいしてもよかったやろうに。
記事見た感じ、高齢者多そうに見えたけど、
コロナ以外にも色々病気あるはずやで。
8の感染被害の範囲について
このツアーの内容がわからんし、
続報で感染者数も増えるかもしれんけどさ、
幸い12人/41人中って、想像より感染してへんなと。
密室ですら感染確率なんて発表されていないとは思うが、
50%以上は感染しそうなイメージがあるんよ。
限られた中で、密を避ける工夫が上手だったのかもしれないね。
また、感染元を目の前にした状況でできる対策という意味で、
参加者の意識は高かったのかもしれない。
とはいえ
1人も感染しないに越したことはない。
↓を見ると、相変わらずコロナは、
死を覚悟させられる危険な病気なんやし。
50代、60代の致死率は第1波が2.8%、第2波が3.1%。また70代以上の致死率は、第1波の際が25.1%、第2波が25.9%
症状も聞いてるだけで辛いものがある。
「まさに“陸で溺れる”という感じで、いくら息を吸っても肺に空気が入ってきた感じがせず、苦しくてたまらない状態がずっと続くんです」(50代・女性)
結局
色々書いたけれど、一番大事なのは、
運に頼るのでもなく、
誰かが作ったシステムやルールで守られることでもなく、
自分を自分で守ることやね。
まずは、自分が危険なことをしていないか、
よく調べて考える必要があるね。
苦しみたくとも、死にたくともなければ。