新規感染者数が減らないカラクリ?200日連続感染者なしの台湾。

新規感染者数が減らないカラクリ?

新規感染者数が減らないカラクリについて、
Twitter上で話している方がいらっしゃったので、
中身を読んでみた。

※減らないカラクリといっても、
実際に感染者が存在することに違いはなく、
どこからが感染者で、どこから感染者じゃないかの線引の話。

前田修(薬剤師、薬理学研究者、感染症学研究者、治験統括責任者、医療関連機関経営者)
@maedaosamu1962
https://twitter.com/maedaosamu1962/status/1320530595861020672

↑こちらの方の、ツイート5つをつなげてみた↓

【再掲】未だTVでは感染者が減らない話題になっている。
PCRのCt値を知ることによる新規感染者数のカラクリに気づく。
PCR検査陽性判断基準のCt(カットオフ)値は各国、
いや国内でも異なっている

そもそものPCR検査は、
検体に含まれている極めて微量なウイルスの遺伝子
2本から4本へ4本から8本へと複製させるサイクルを繰り返し
検出可能な数にまで増幅させ蛍光反のにより陽性判定を行うもの。

ウイルスの量が多ければ、少ないサイクル数で検出ができ、
逆にウイルスの量が少なければ、サイクル数は多くなる。

従って、何回目のサイクルで
陽性と陰性の区別の基準が『Ct値(Threshold Cycle)』になります。

各国のCt値比較。
日本40〜45(検査機関により異なる)
ドイツ 37~40
アメリカ37~40
イギリス45
フランス40〜45
中国37
台湾35
スウェーデン35
ニュージーランド18.76〜31.5

これを見る限りコロナを封じ込めができていると
言われている国のCt値の傾向は、日本よりも低い
この各国Ct値の違いによって以下のような事例も起きており、
また以下の問題も起きている(各ご参照下さい)。

#ベトナムの事例
#台湾の事例
#タイからの帰国者の事例
#1新型コロナのPCR検査の陽性の判断基準のCt値が各国で異なる 
#日本のCt値が妥当性
#Ct値の分析感度との相関性
#ウイルスの生存可能性とCt値
#イタリアの第二波とCt値の相関性
#フランスの新規感陽性者数と死亡者数
#内閣官房新型コロナウイルス感染症対策サイト
#無症状PCR陽性者 #経済自粛 #企業倒産リストラ #自死

 なるほど、ちょうど最近、
台湾内で200日連続感染なし
というニュースがあったところなので、
台湾を例に考えてみるで。

「Ct値比較」

  • 日本40
  • 台湾35

ここで、ウイルスの遺伝子を2本持った人を検査するとする。

2本から4本へ4本から8本へと複製させるサイクルを繰り返して

とあるので、単純に2の何乗って感じにする。

  • 日本では、少なくとも「549,755,813,888本」(2^39)
  • 台湾では、「17,179,869,184本」(2^34)

検査対象の濃度?には、少なくとも32倍差(2^5)があるんやね😲
最大では1024倍差(2^10)。

これだけの差があれば、
国によって、新規感染者数に差があるのは当然やな。

↓を読むと、基本的に複製回数が少ない状態で「陽性」となれば、
その人が保有しているウイルス量が増えて、感染力も強まるとのこと。

一方、少ない回数で閾値に達すれば、ウイルス量が多い、つまり「感染させやすい」と言うことができます。

無症状期・発症初期に新型コロナウイルスを見つける重要性 – 医療法人 若葉会 さいたま記念病院

まぁ、検査以前に同じ「陽性」でも、
その感染力や症状の大きさに差があるのは、
どの病気でも同じだし、当然といえば当然やね。

で、
これを言い換えると、
日本においては、
「少しでも新型コロナウイルス保有しているのであれば陽性とする方針で、
台湾においては、
「ある程度感染力がある人を「陽性」とする方針」ってことでいいんかな?

この場合、日本式の方が、
新規感染者数が減ったときに、
本当に新型コロナウイルスが減ったんだなという実感がもちやすいかも。

一方、台湾式では、
新型コロナウイルスが隠れ居てそうな恐怖は残るかもなぁ。
ただ、実際にも重症患者はいないんだろうし?
とくに問題はないのかもしれない。
実は無症状でも深刻な傷跡を残していたとなると、ヤバいけど😥

そんなことを考えてると、
↓のようなツイートを見つけた。

200日連続感染者なしとしている
台湾にも新型コロナウイルスは存在してそうだね(笑)

となれば、
台湾には重症化させないコツみたいなのがあるんだろうか🤔

ネットで調べた感じ、これといった情報はなかった。

最後に

公表されてるデータとか、周りの雰囲気に惑わされず、
シンプルに新型コロナウイルスにかからない工夫を、
死ぬまで貫いたほうが良いね!

新規感染者が0になった日が来たら、
このことを思い出したい。